あなたの周りにも昔からモテてきたのに適齢期を過ぎてもまだ結婚していない人がいるはずです。
「モテる=たくさんの人から声がかかる=出会いが多い」のなら、それだけ結婚もすぐできそうな気がしますがなぜなのでしょうか。
本人がものすごく理想が高いのであればわからなくもありません。
しかし、そうでもないのに何故か結婚していない場合、結婚相手と恋愛相手で求められることが違うのに気付いていないかもしれません。
わかりやすい例えで言えば、ちょい悪の男性ってワイルドで色気があり女性の扱いにも慣れていて恋愛市場ではとてもモテますが、いざ結婚相手となると浮気が心配だったりそもそもチャラチャラしてほしくないという理由であまり結婚相手としては求められないことがあります。
今回は、結婚相談所カウンセラーが間近で見てきたからこそ気付いた、結婚相手と恋愛相手の違いをお伝えします。
もし自分に思い当たる部分があったら、ちょっとの改善で光が見えてくるかもしれません。
結婚と恋愛の違いとは?
そもそも結婚と恋愛は何が違うのでしょうか?
恋愛の先に結婚があるということ自体は自然なことであり間違いではありません。
しかし皆さんがご経験のとおり、恋愛の先に必ずしも結婚があるわけではありません。
恋愛の結果、結婚相手として求めるものも備わっているというという判断があって結婚に至るわけであり、通常その確率はそれほど高くありません。(あなたの過去の恋愛の数を数えてみればわかるはずです。)
ではここでご成婚されたカップルの方からご回答いただいたアンケートを基に、結婚相手と恋愛相手に求めることの違いを見てみましょう。
◎恋愛相手に求めること
・容姿
・若さ
・スタイル
・自分への献身的な姿勢
・自分の都合に合わせてくれる
・共通の趣味があるかどう
◎結婚相手に求めること
・将来のヴィジョンで共通点があるかどうか
・金銭感覚が近いかどうか
・堅実さ
・忍耐力
・相手を尊重する思いやり
・子供に対する惜しみない愛情
・社会性
・健康に対する意識
これを見てわかるのは、結婚相手には「人間性、現実的、内面」などが多いのに対し、恋愛相手には「自分好みかどうか、楽しいかどうか、外見」が多いということです。
一言でいえば、結婚は日常、恋愛は非日常ということだと思います。
恋愛は、ドキドキワクワクするなどの刺激や、一緒にいて楽しい、もっと会いたいとった非日常的な世界です。
ですので現実的なこと、例えば生活態度や日常の癖など、また人生の将来像が違っても、一時の感情で楽しい時間を過ごせるでしょう。
「恋は盲目」という言葉もあるとおりです。
一方、結婚とは日常であり、まさに生活そのものです。
生活習慣や人生設計についての考えを共有して長い人生を共に歩んでいくパートナーです。
やはり結婚相手には経済的に家庭を築いていかれるか、また家族を大事にできるかも重要なポイントになります。
まとめ
人それぞれ求めるものは違いますし、結婚すれば自然と考えが変わっていくこともあるでしょう。
しかし大部分の恋愛のゴールに結婚はないという現実、また昔は大部分の人がお見合いで結婚したという事実を冷静に考えれば、そもそも別のものというのも正しい一面かもしれません。
あなたが結婚相手について本当に必要とすることを一度よく考えてみてはいかがでしょうか。
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