少し昔の話になりますが「もしドラ」という本が話題になったことを覚えておられる方も多いと思います。
正式には「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」というタイトルで、世界的に有名なビジネス戦略論の大家であるピーター・ドラッカーの理論を高校野球のマネージャーがチームのために実践したらどのようになるかといった内容で、現実にチームの戦力強化に非常に役に立つものであると評判になりました。
では婚活にそのような戦略論を持ち込むとしたらどういったものになるでしょうか。
つまり、私たちは会員様にどのような方針でアドバイスをすれば良いのかということになります。
婚活を自分の希望する相手をいかに同性間の中で獲得するかという競争であると考えてみましょう。
そこでは多くの競争相手から自分を選んでもらうことが必要となります。
「抜きんでて見た目が良い」とか「優れた才能がある」という恵まれた人はそのような戦略など必要ないかもしれません。
しかし、そうではない大多数の人はどうすればよいのでしょうか。
そこで最も大事なことは「他者との違いを作る」ということになります。
もちろん違いといってもマイナス方向の違いではなくプラス方向の違いが必要です。
つまりはドラッカーのいうところの「強みは何か」ということです。
弱い点を克服するよりも強い点を伸ばす方が競争においては重要であり、まずは自分の強みは何かということを理解し、そしてそれを最大限にアピールする場をつくるということでしょう。
大きな方向性というのはこのようなことになりますが、現実にはそのような強みを伸ばすというのは結構難しい話であったりします。
一方で、より簡単に日常的にできることがあります。
大切なことは異性から見て「他の人とは違う」と思ってもらうことです。
つまり単純に他の人と違うことをすれば良いのです。
有名な話ですが、ある芸人さんが結婚を決めた理由を「その女性に最初に会ったときに帰りのタクシー代を渡したら、次に会ったときにお釣りと領収書を封筒に入れて持ってきた」というものがあります。
女性の目からすればあざとい行動として忌み嫌うことかもしれませんが、この行為の有効なところはそれゆえに「ほとんどの女性はそういったことをしない」という一点につきます。
常日頃から普通の女性ならしないであろうことを敢えてするということを心掛けていれば非常にアドバンテージを得ることになるのではないかと思います。
ぜひ今後の婚活において心掛けてみてはいかがでしょうか。
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